内画屏风 金香做（泰山雄姿）

Description

内画屏风 金香做「泰山雄姿」（高さ27cm×幅43cm）は、中国の名山・泰山の壮大な景観を内画技法で表現した格調高い芸術作品です。金香氏による制作で、中国古典山水画の精髄を現代に伝える貴重な逸品となっています。

この屏風の最大の魅力は、透明ガラス板の内側に精巧に描かれた泰山の雄大な山水画です。墨の濃淡を巧みに使い分け、険しい山々の岩肌、霞に包まれた峰々、深い渓谷の奥行きが見事に表現されています。「五岳独尊」と称される泰山の威厳ある姿が、まるで実際にその場に立っているかのような臨場感で描写されています。画面上部には漢詩も書かれており、文人の精神世界を感じさせます。

精巧に彫刻された紫檀木製の台座は、伝統的な雲文様や花卉模様が施され、作品全体の品格を一層高めています。27cmという適度な高さと43cmの幅により、書斎や居間、応接室など様々な空間に調和します。

泰山は中国文化において神聖な山として崇められ、この作品を所有することで運気向上や家庭の安泰をもたらすとされています。実用的な装飾品としてはもちろん、中国古典芸術のコレクションアイテムとしても極めて価値の高い作品です。